ルールを守る範囲で無作為に手を打つplayerを相手に、各plyごとに調べた端末node数をプロットしたものが次の図である。
縦軸はnode数で対数軸となっている。ばらつきがかなりあるが、平均をとったものが次の図となる。
#偶数手の方が奇数手より調べるnode数が少なくなる傾向があるのはどうしてだろう?
plyごとのnode数の変化に関する傾向はMinmaxとAlphaBetaで違いがみられないので、単純に1試合あたりのnode数の平均を調べると次のようになる。
depth MinMax AlphaBeta 2 1569.445 734.205 3 13429.935 3182.210 4 116136.220 11957.795 5 1225244.320 42139.270 6 NA 182336.385
大雑把にMinmax手法では探索の深さが1増すごとに9倍程度のnodeを調べていることが分かる。それに対して、AlphaBetaでは探索の深さが1増すごとにおよそ4倍程度のnode数の増加となっている。その結果、探索の深さが深くなるにつれてAlphaBetaの探索node数はMinmaxに比べると劇的に小さなものとなる。
各depthにおける探索時間(ms)は次の通り。
depth MinMax AlphaBeta 2 123.035 95.960 3 910.690 311.085 4 7931.905 1559.270 5 73328.305 4320.155 6 NA 22964.395
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